お祝い返し(お返しの品)とは?おすすめのお返しを紹介

お祝い返しを検討する際、マナーや品物選びに迷う場面は少なくありません。大切な方からいただいた温かい気持ちに対して、心を込めて選ぶことが重要です。
お祝い返しは、日頃の感謝を伝える機会にもなります。この記事では、お祝い返しのマナーやおすすめのお祝い返しなどについて解説します。お祝い返しは、相手との絆を深める大切な仕組みでもあります。適切な知識を持って準備を進めましょう。
お祝い返し(お返しの品)とは
お祝い返し(内祝い)とは、結婚・出産・引っ越しなどの慶事でいただいた贈り物や金銭への感謝を形で示すものです。
単なる礼儀作法にとどまらず、相手との今後の良好な関係を築くうえでも大切な意味を持つ行為といえます。さまざまなお祝い事に共通する慣習であり、感謝の気持ちを丁寧に伝えるための重要な機会となっています。
お祝い返しの流れ
いただいたお祝いへの感謝を示し、適切な返礼品を選びタイミングを見計らって届けます。贈る際はのし紙の使用が一般的なマナーで、感謝のメッセージを添えることで気持ちがより伝わりやすくなります。品物の選定から届けるタイミング・添える言葉まで、一連の流れを丁寧に進めることが大切です。
お祝い返しのマナー
お祝い返しには、失礼にあたらないための礼儀作法が存在します。相手に気持ちよく受け取っていただくためにも、守るべきマナーを事前に把握しておく必要があります。
タイミングを考えて渡す
お祝い返しは、いただいてから1か月以内を目安に贈るのが一般的なマナーとされています。どんなに遅くとも2か月以内には届けるよう心がける必要があります。
ただし、間を置かずに贈るのは、お返しを急いで用意した印象を与え、失礼になる場合もあるため注意が必要です。
お祝いをいただいてから、少し時期を置いて落ち着いた頃に届くよう手配を進めるのが、相手への適切な心遣いといえます。
相手にあわせて渡す
相手の家族構成や年齢、趣味などを考慮したうえで、喜ばれる品を選ぶ姿勢が大切です。相手のことをよく知らない場合や迷った際は、幅広い層に受け入れられる無難な品を選ぶのもおすすめといえます。
受け取る側の視点に立った選び方が、喜ばれるお返しにつながります。相手のライフスタイルを想像しながら品物を選ぶことで、感謝の気持ちがより深く伝わります。
NGギフトを贈らない
日本には縁起を重んじる文化があり、慶事のお返しには避けるべき品物があります。
| 日本茶 | 弔事との結びつきが強く、慶事の返礼品としては避けるのが一般的です。 |
| 刃物 | 「縁を切る」という言葉を連想させるため、贈り物には不向きとされています。 |
| ハンカチ | 漢字で「手巾(てきれ)」と書くことや、「涙を拭う」といった場面を連想させるため、別れを意味する品物と捉えられます。 |
このような古くからの慣習を事前に把握しておくことで、相手に不快な思いをさせないお返し選びができます。
お祝い返しの相場
お祝い返しを用意する際は、受け取った金額に応じた目安を把握することが重要です。それぞれの慶事において伝統的な基準が存在するため、事前に確認して品物を手配する必要があります。
結婚祝いのお返し
結婚内祝いはいただいたお祝いの半額程度が昔からの慣習とされています。
予想以上に高額な場合は3分の1程度に抑えても失礼にはあたらないため、金額に柔軟に対応してよいです。金額の目安よりも感謝の気持ちを誠実に伝えることを優先する姿勢が大切になります。
新築祝いのお返し
新築や引っ越しに伴う祝いへの贈り物に対しても、半額程度を返すことが基本的な目安とされています。新生活を始めるにあたり、実用的な品物が喜ばれやすい傾向にあります。
なお、新居での食事などに招待しておもてなしをした場合や、非常に高額なお祝いをいただいた際は、相手に気を遣わせないようお祝い返しの金額を上げすぎない配慮が必要です。
出産祝いのお返し
出産内祝いは半返しが基本で、産後1か月ほど経ってから赤ちゃんの名前を添えて贈ると丁寧な印象を与えられます。
祖父母や親しい友人など関係の深い方から高額なお祝いをいただいた場合は、3分の1から半額程度の返礼で問題ありません。
お祝い返しの選び方
お祝い返しを選ぶ際は、マナーを踏まえたうえで適切な判断が求められます。相手の状況を考慮し、適した一品を見つけ出すための視点を持つことが重要です。
好みをリサーチして選ぶ
贈る前に相手の趣味や好みをリサーチしておくのがおすすめです。日常会話やSNSなどを通じてさりげなく情報を収集することで、相手の好みに寄り添った品選びができます。
名前やイニシャルを入れたパーソナライズドギフトも喜ばれやすい傾向にあります。事前に受け取る側の関心事を確認しておくことで、より一層感謝の気持ちが伝わる贈り物になります。
季節を考慮して選ぶ
旬の素材や季節に合った品・パッケージを選ぶだけで、同じアイテムでも季節感のあるギフトになります。気候に寄り添った選び方が喜ばれやすい傾向にあります。
さらに「季節」という要素が加わることで、受け取る側の満足感も高まりやすいです。たとえば、夏には涼感のある水菓子、冬には体を温める品物を選ぶなど、贈る時期に応じた配慮が大切になります。
金額のバランスを考えて選ぶ
お祝い返しを選ぶ際は、いただいたお祝いに対して適切な金額の品物を選ぶ必要があります。
相場から極端にかけ離れた金額は、高すぎても安すぎても失礼にあたる場合があるため、バランスを考慮することが大切です。
一方で、旅行などの土産をやり取りするような気軽な場面では、同額程度の品物を選んでも問題ありません。形式的な相場に縛られるだけでなく、相手との関係性やシーンに応じた柔軟な判断が求められます。
相手の好みに合わせやすいカタログギフトを選ぶ
相手の好みがわからない場合でも、カタログギフトであれば受け取る側が自分好みの品物を自由に選択できます。
近年は、冊子タイプだけでなく、カードタイプやソーシャルギフトといった形式のカタログギフトも増えています。これらはかさばらず、スマートフォンなどで手軽に選べるため、多様なシーンにおいて気軽にお返しができる点も特徴です。
喜ばれるお祝い返しのポイント
お祝い返しを選ぶ際は、マナーを守るだけでなく、相手の立場に立った細やかな配慮が必要です。品物そのものの価値に加えて、感謝を伝える工夫を凝らすことで、受け取る側の喜びはさらに大きくなります。
メッセージカードを用意する
品物だけのお返しでも感謝は伝わりますが、一言メッセージを添えることで受け取る側の印象がより良くなります。形式にとらわれず自身の素直な気持ちを伝えることが、心に響くメッセージのポイントです。
手書きのカードで温かみを加えたり、印刷した手紙で感謝の気持ちを伝えたりすることで、より一層丁寧な姿勢を示すことができます。
お返し感を強くしない
お祝い返しを贈る際は、「お返しです」と明言して渡してしまうと、義務的なやり取りとして受け取られ、感謝の気持ちが伝わりにくくなる場合があります。
そのため、お返しという言葉を強調しすぎない配慮が求められます。
相手に喜んでもらえる品を心を込めて選び、贈ることで、感謝の気持ちがより自然に届きます。義務感からではなく、心からの感謝を伝える姿勢を示すことが大切です。
のしのルール
感謝の気持ちを正しく伝えるには、のしの種類や表書きの書き方といった基本的なマナーを押さえておく必要があります。
水引の選び方
のし紙に添えられる水引には複数の種類があり、贈り物のシーンによって使い分けが必要です。
結婚や快気祝いには、一度結んだらほどけないことから、繰り返しを避ける意味を持つ「結び切り」を使用します。一方、出産や新築など、何度あっても嬉しい慶事の継続を願う場面には、結び目を何度も結び直せる「蝶結び」が適しています。
表書きの書き方
のし上段の表書きには贈り物の用途を記載し、出産・結婚・快気祝いなどシーンごとに適切な文言が異なります。
「内祝」「寿」「快気祝」など、場面に合った言葉を正しく選ぶことが相手への敬意を示すことにつながります。また、文字は毛筆や筆ペンを使った楷書体で書くのが基本的なマナーとされています。
3,000円前後でおすすめのお祝い返し
3,000円前後の予算は、友人や同僚への返礼として選ばれやすいです。日常で使いやすい品物でありながら、喜ばれるアイテムがあります。
DEAN&DELUCA/コーヒーゼリー6個入り(クリアボックス)
異なる2種類の味わいが楽しめるセットです。甘さひかえめのコーヒーを使った、ほろ苦い味わいとすっきりとしたコクの「フレンチロースト」と、ライトロースト(浅煎り)の特徴を活かした、柑橘のように華やかな香りと軽やかな酸味が味わえる「トーキョーブレンド」が入っています。
夏の時期の贈り物や、各種内祝いなどのお返しにおすすめです。
OTTAIPNU/今治タオルフェイスタオルセット(オウル・シロクマ)
「マリメッコ」などの国内外メーカーのデザイナーを手掛ける鈴木マサルのテキスタイルブランド、「OTTAIPNU(オッタイピイヌ)」のタオルコレクションです。
落ち着いたグレーを基調とした全体に動物たちが描かれたフェイスタオルセットで、大胆な構図と色鮮やかな配色が特徴です。他にはないユーモア溢れた魅力あるタオルとなっており、引っ越し祝いや各種内祝いなどの贈り物におすすめです。
おいしい日本茶研究所/日本ノ茶葉ティーバッグセット(ボタニカル)
おいしい日本茶研究所の日本ノ茶葉ティーバッグセット(ボタニカル)は、デザイン茶缶に2種類のティーバッグを収めた品物です。
上級煎茶は、上級茶葉と粉茶に高温度焙煎した白折をブレンドしています。シングル煎茶には『天空の茶園』で育つ浅蒸し茶葉を使用しており、山間地の茶ならではの爽やかな香りと心地よい渋みが特徴となっています。慶事で避けるべき品として「日本茶」が挙げられることもありますが、最近ではパッケージや品質が良く、相手に喜ばれるものであれば、必ずしもNGではないとの考え方も広まっています。
5,000円前後でおすすめのお祝い返し
5,000円前後の予算は、親族や親しい友人、お世話になった上司などへ贈る際の一般的な目安です。相手に気を遣わせすぎず、日常のなかで少し豊かな気分を味わっていただける品物が揃っています。
ラ・メゾン・デュ・ショコラ/フィナンシェ&キャレノアール詰合せ
ダークチョコレートのキャレとしっとりと焼き上げたフィナンシェの詰合わせです。
フィナンシェは、アーモンドプードルの風味豊かなナチュールと、ガトーショコラのような濃厚な味わいのショコラ、爽やかなオレンジコンフィを散りばめたオランジュ、キャラメル風味の生地にオレンジコンフィを合わせたオランジュキャラメルの4種類をお楽しみいただけます。結婚内祝いや引っ越し祝い、女友達や同僚へのご挨拶などにおすすめのギフトです。
NISHIKIYA KITCHEN/ファミリーギフトB (お子様2歳ごろ~)
宮城県岩沼市に本社・工場を構える、1939年創業のレトルト食品メーカー「にしき食品」が手がける商品です。基本の素材である水・塩・油からこだわり、じっくり時間と手間をかけたこだわりのレトルトになっています。
想いが詰まった一つひとつの料理は、幅広い世代で楽しめるラインナップです。
YUKINE/フェイスタオル3枚セット(midori×hai×kon)
握ったときの感触が楽しい、オーガニックコットン100%の泉州タオルです。
洗濯をするごとにふんわりと柔らかく、優しい肌触りになっていくのが特徴で、各種内祝いなどのお祝い返しにおすすめです。
10,000円前後でおすすめのお祝い返し
10,000円前後の予算は、連名でいただいたお祝いへの返礼や、親族などから高額なお祝いをいただいた際のお祝い返しとして選ばれやすい価格帯です。日常使いの品物よりもワンランク上のアイテムが適しています。
ARAS/【和食セット】ヒートコレクション丸皿大(レッドブラウン)×2箸×2
メイン料理と副菜の盛り付けや、デザートプレートとしても好適な約25cmの”ちょうどいい”サイズの品物です。盛りつけるだけで食卓が整う、実用性が魅力の一品となっています。
Nick/神戸ビーフ・神戸ポークのアソート7種
兵庫県神戸市にある精肉店〈ニック〉のギフトセットです。神戸のブランド肉である神戸ビーフと神戸ポークから作られた、ハムやソーセージ7種のアソートになっています。
品質・衛生管理・愛情のすべてにこだわり抜いた精肉加工品で、お肉がもつ本来の美味しさが引き立ち、各種内祝いなどのお祝い返しにおすすめです。
ツバメタオル/ギフトセット(バス・フェイスタオル各2枚)
創業110余年、大阪・泉州の老舗タオルメーカーである「ツバメタオル」がつくるタオル製品です。
糸に用いる化学のりの代わりにじゃがいも由来のでんぷんのりを、漂白に用いる塩素系漂白剤の代わりに過酸化水素漂白剤を使用するなど、“自然由来”にこだわっています。化学薬品の使用をできるだけ抑えた製法により、環境にも優しいタオルに仕上げられています。
まとめ
お祝い返しの予算を10,000円前後に設定する際は、相手のライフスタイルや好みに合わせて品物を選ぶことが大切です。連名でいただいたお祝いへの返礼や、親族からの高額なお祝いに対する感謝の気持ちを伝えるために、日常のなかで利用できる実用的なアイテムを選択肢に入れると喜ばれます。
一方で、どうしても相手の好みが分からない場合や、自由に好きなものを選んでほしい場合には、あわせてご紹介したようにカタログギフトを贈る方法もおすすめです。
カタログギフトであれば、受け取った方が自身のタイミングで必要な品物や体験を選択できるため、好みを問わず重宝されます。
PRESENTERS ROOMでは、「選べる」をコンセプトに多彩なギフトを取り揃えています。関係性やシーン、予算に応じてギフトを探しやすい仕組みが整っているほか、コンシェルジュによる提案も受けられます。
ギフト選びで悩んだ際は、ぜひお問い合わせください。






