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結婚祝いの基礎知識から人気のギフト例まで、贈る前に知っておくべきポイントをわかりやすくご紹介します。
結婚祝いとは、新郎新婦の新たな門出を祝うために贈るお祝いのことです。
贈り方は主に現金(ご祝儀)、または品物(プレゼント)の2種類があり、関係性や状況によって使い分けます。親しい友人や家族には、現金とプレゼントを合わせて贈ることもあります。
結婚式の出欠や地域の慣習によっても贈る内容やタイミングが異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
結婚祝いを贈る際は、相手との関係性や結婚式への招待状況によって、ふさわしい贈り方が変わってきます。
結婚祝いを贈る代表的なケースは、以下のとおりです。
現金のご祝儀を贈るのが一般的です。親しい関係であれば、ご祝儀に加えてプレゼントを添えることもあります。
結婚式に欠席する場合は、ご祝儀の代わりとしてプレゼントを贈るのが一般的です。
結婚式に招待されていない場合でも、親しい友人や職場の同僚にはプレゼントを贈るのが一般的です。個人で贈るほかに、友人や同僚同士で連名にして贈るケースも多くあります。
ご祝儀よりも相手のライフスタイルに合った品物や、メッセージカードを添えてプレゼントを贈るのが一般的です。
ご祝儀に加えてプレゼントを贈る場合もあります。金額や品物は、地域の慣習や家族間のルールに合わせて調整しましょう。
現金や高価すぎる品物は、相手に気を遣わせることがあります。のし紙の種類や表書きなど、丁寧な包装と心配りで失礼のない贈り方を心がけましょう。
結婚祝いのプレゼントは、相手との関係性や贈るシーンによって適切な金額が異なります。高すぎず、相手に気を遣わせない金額感を把握するのが大切です。
この章では、主なケース別に相場の目安をご紹介しましょう。
出席時のご祝儀額の3分の1程度が目安です。付き合いの深さや、贈る人数(連名か個人か)によって金額を調整しましょう。兄弟姉妹や親族など親しい関係では、10万円程度の家電や家具などを贈るケースもあります。
関係性別に相場をまとめると、以下のとおりです。
| 関係性 | 金額相場 |
|---|---|
| 友人・同僚 | 5,000 〜10,000円 |
| 上司・先輩 | 10,000 〜20,000円 |
| 親族・兄弟 | 10,000 〜100,000円 |
結婚式に出席する際は、基本的にご祝儀だけで十分ですが、親しい友人や家族などに気持ちを添えてプレゼントを贈ることもあります。その場合、贈り物はご祝儀に比べて負担にならない程度の金額にするのが一般的です。
関係性によって相場は異なり、親から子へは新生活をサポートする意味も込めて高額になることもあります。プレゼントは実用的で喜ばれやすい品を選ぶと良いでしょう。
以下の金額相場を参考に、適したプレゼントを検討してみましょう。
| 関係性 | 金額相場 |
|---|---|
| 友人・同僚 | 3,000 〜10,000円 |
| 上司・先輩 | 5,000 〜10,000円 |
| 親族・兄弟 | 5,000 〜10,000円 |
| 親から子 | 30,000 〜100,000円 |
この章では、「友人」「家族・親族」「職場関係」の3つの関係性別に、結婚祝いの選び方や人気のギフトジャンルをご紹介します。
また実際に結婚祝いをプレゼントした人の声や、選ぶ際に多い悩みに対するアドバイスもあわせてお届けします。
友人への結婚祝いは、相手の趣味やライフスタイルに合わせた気の利いたギフトを選ぶのがポイントです。
たとえば、共働き夫婦には調理の手間を減らせるキッチン家電が人気です。また高価すぎず、実用的でおしゃれな日用品や消耗品も好まれます。
自由に好きなものを選んでもらえるカタログギフトも人気です。相手の好みがわからない場合でも安心して贈ることができ、センスの良さが伝わるギフトとして多く選ばれています。
相場を大きく超える高価なものを贈ってしまうと、お相手に「お返しはどうしよう…」と気を遣わせてしまう可能性があります。
また、相場内の贈り物であっても、家電や家具などの「手元に残りやすいもの」「高見えしやすい商品」は、場合によっては相手が負担に感じてしまうこともあります。タオルやグルメ、スイーツなどの「形に残らない消耗品」を贈るのもおすすめです。
その他にも、カタログギフトは金額感が伝わりにくく、もらった人が好きな品物を選べるため、気を遣わせない結婚祝いの品物として人気です。相手の好みがわからなかったり、選ぶのが難しいと感じる場合には、ぜひご検討ください。
兄弟や親戚、家族への結婚祝いは、比較的高額になっても問題ありません。特に兄弟姉妹の場合は、両親と費用を分担して家電や家具を贈るケースも多くあります。
結婚祝いのプレゼントを選ぶ際は、ふたりの新生活に役立つ実用品や家電が喜ばれます。たとえば、調理家電や空気清浄機などが人気です。
また、お肉やお米などの上質なグルメギフトも好まれる傾向があり、おすすめです。
カタログギフトには、定番の総合タイプから、雑貨やグルメ、体験型など多様な種類があります。特に、いくつあっても困らないタオルや日用品を選べるカタログギフトなら、安心して贈ることができます。
または、家電やペアの食器などはいかがでしょうか?新郎新婦の新生活に役立つ贈り物として喜ばれています。
職場の同僚や上司への結婚祝いは、個人的な好みが分かれるものよりも、誰にでも喜ばれやすい無難で上質なギフトを選ぶのがポイントです。特に上司への贈り物は、現金よりもプレゼントとメッセージカードを添える形が一般的です。
タオルセットや上質なスイーツ、コーヒーセットなど、気を遣わせず気持ちが伝わる品が選ばれています。
また、部署のメンバーで連名にすると、気持ちが伝わりやすく好印象です。派手になりすぎないよう配慮しながら、感謝とお祝いの気持ちが伝わる贈り方を心がけましょう。
同僚とお金を出し合って、バルミューダのトースターを贈りました。品物を選ぶ際のコンセプトは「自分で購入するにはためらうけど、あったら毎日が楽しくなるもの」をテーマにして商品を決めました。
最近は、定番のタオルや食器といったギフトに加え、好みが多様化していることから、贈った相手が好きなものを選べるカタログギフトや体験ギフトが人気です。
結婚祝いで人気のプレゼントをジャンル別に紹介します。各アイテムの相場や、選ぶ際の注意点やおすすめ商品例も紹介します。
結婚祝いの定番として人気が高いのが、カタログギフトです。相場は5,000〜30,000円程度で、贈る相手との関係性や予算に応じて幅広く選べます。
カタログギフトは相手が好きなタイミングで商品を選べるため、好みがわからない場合でも失敗しにくい贈り物として重宝されます。
中でも人気なのが、食品、雑貨、家電などを選べる総合型カタログギフトや、老舗・名店のお料理や新鮮食材を選べるグルメ専門のカタログギフトです。
最近では、お誕生日や結婚祝いでカジュアルに贈れる「選べるギフト」のサービス、カタログギフト「dōzo(ドーゾ)」のように、もらった人がクスッと笑ってしまうようなユニークなテーマを揃えた商品も登場しています。
相手の趣味や好みがある程度分かっている場合は、個性的な選べるギフトを贈るのもおすすめです。
食器やキッチン用品は、実用性が高く結婚祝いの定番ギフトです。相場は3,000〜10,000円程度で、日常で使いやすく、長く愛用してもらえる点が人気の理由です。
選ぶ際は、相手の好みや住まいの雰囲気に合うシンプルで上質なデザインを選ぶのがポイント。たとえば、amabroのペアグラス、ARASの大皿とカトラリーのセットなどが定番です。
キッチン家電は、これから新生活を始める夫婦に喜ばれる人気の結婚祝いです。相場は5,000〜20,000円程度で、実用性が高く自分ではなかなか買わない「ちょっと良いもの」が選ばれる傾向にあります。
選ぶ際は、サイズや機能がライフスタイルに合っているかをチェックするのがポイントです。
人気アイテムには、Russell Hobbsの電動ミル、バルミューダのトースターなどがあり、機能性とデザイン性を兼ね備えた製品が支持されています。
生活雑貨は、気軽に贈りやすく実用性も高いため、結婚祝いの定番アイテムのひとつ。相場は3,000〜10,000円程度で、相手に気を遣わせずセンスの良さが光るギフトとして人気です。
生活雑貨のギフトで定番のアイテムは、タオル、バスグッズ、ランドリー、アロマなどがあります。
選ぶ際は、上質な素材やデザインにこだわったものを選ぶと特別感が伝わりやすくなるでしょう。
人気のアイテムには、今治タオルの高級タオルセットや、自然由来の成分を使ったランドリーグッズなどがあります。毎日の暮らしを心地よく彩ってくれる実用的なアイテムとして、結婚祝いにも喜ばれています。
生活家電は、日々の暮らしをより快適にしてくれる実用的なアイテムとして、結婚祝いでも人気のジャンルです。相場は10,000〜30,000円ほどで、共働きや新生活を始めるふたりに喜ばれる傾向があります。
家電は比較的金額も高いため、特に仲の良い友達や親族などの関係性の近い相手、職場内での共同購入などの際には30,000〜50,000円ほどのちょっといい家電をチョイスすると良いでしょう。
選ぶ際は、生活家電のサイズや使用頻度が、相手の住まいやライフスタイルに合っているかを事前に確認しておくのがポイントです。
結婚祝いで人気の生活家電は、お風呂家電や空気清浄機など、毎日使えるアイテムが選ばれる傾向にあります。
インテリア雑貨は、結婚生活の新しい空間づくりに役立つギフトとして人気があります。相場は3,000〜10,000円ほどで、機能性に加え、デザイン性にも優れたアイテムが好まれています。
選ぶ際は、相手の好みや部屋の雰囲気に合うテイストを意識するのがポイントです。シンプルで上質なデザインなら、どんな空間にもなじみやすく安心です。
人気のアイテムには、フォトフレームやインテリアとしても映える間接照明・デザインランプなどがあり、記念に残るギフトとして喜ばれています。
グルメ系ギフトは、好みに左右されにくく、贅沢なひとときを楽しんでもらえることから人気の結婚祝いです。相場は5,000〜15,000円程度で、実用的かつ特別感のある贈り物として幅広い世代に選ばれています。
選ぶ際は、日持ちや調理のしやすさを考慮し、夫婦で楽しめる量や内容を意識するのがポイントです。
人気のアイテムには、高級和牛ギフトや、有名ブランドのお菓子詰め合わせなどがあり、記念日や週末にゆっくり楽しめるグルメが好評です。
お酒・ドリンク系のギフトは、お祝いムードを盛り上げる華やかさがあり、結婚祝いとしても根強い人気があります。相場は3,000〜10,000円ほどで、気軽ながらも特別感のあるプレゼントとして選ばれています。
選ぶ際は、相手の好みや飲めるかどうかを確認したうえで、見た目も美しいボトルデザインを意識するのがポイント。
人気のアイテムには、錦鯉モチーフの日本酒や、京橋千疋屋のフルーツジュースなどがあり、贈る相手に合わせて選びやすいのも魅力です。
結婚式の出欠や開催有無など、5つのケースに分けて、結婚祝いを贈る適切な時期の目安をご紹介します。
結婚式に出席する場合、結婚祝いは式の1ヶ月前〜1週間前までに渡すのが一般的です。結婚式の当日に持参するのは避け、事前に直接渡すか、配送で届けるのがよいでしょう。
結婚式に招待されたけれど欠席をする場合は、式の1週間前までに結婚祝いを贈るのがマナーです。
ご祝儀の代わりとして品物を贈ることが多く、欠席のお詫びの気持ちを込めたメッセージを添えると丁寧な印象になります。配送の場合も、事前に連絡しておくと好印象です。
結婚式を行わず入籍のみの場合や、家族での会食のみの場合は入籍の報告を受けてからできるだけ早めにお祝いを贈るのが理想です。一般的には1ヶ月以内を目安にするとよいでしょう。
直接渡せない場合は、ひと言メッセージを添えて配送すると気持ちが伝わります。
遠方の友人や職場の同僚などで結婚式に招待されていない場合でも、結婚の報告を受けたら早めにお祝いを贈るのが好ましいでしょう。遅くとも入籍から1ヶ月以内を目安に贈るのが一般的です。
結婚祝いが遅れてしまう場合は、遅くとも入籍から半年以内、または新婚旅行から帰ってきた頃までを目安に贈るのが望ましいです。
遅れたことへのお詫びを添えると丁寧です。メールや手紙に添えて贈ると良いでしょう。
結婚祝いを贈るときは、品物選びだけでなく、のし紙やメッセージ、渡し方のマナーにも注意を払うことが大切です。基本のルールを押さえて失礼のないお祝いをしましょう。
一般的に結婚祝いで避けるべきとされてきた品物は、「縁を切る」や「壊れる」を連想させるものや、弔事を思わせるものなどがあります。
具体的には、以下の品物です。
| 品物 | 理由 |
|---|---|
| 刃物 | 「縁を切る」と連想させるため |
| ハンカチ | 「てぎれ(手巾)」と呼ばれ、別れを連想させるため |
| 櫛(くし) | 「苦」「死」を連想するため |
| 日本茶 | 弔事の贈り物として使われるため |
| 偶数個の品 | 「割れる」「別れる」を連想(ただしペアはOK) |
| 割れ物 | 陶器やガラスは「壊れる」印象を与える |
一方で近年は価値観が多様化しているため、必要以上にタブーを気にする必要はありません。
たとえば、ペアの食器やグラスなど、「対」になる贈り物は偶数であっても結婚祝いとして喜ばれます。新郎新婦の好みやライフスタイルを考慮して、お二人が心から喜ぶ顔を想像しながら選ぶことが何よりも重要です。
事前に欲しいものを尋ねてみたり、趣味に合うものを選んだりするなど、お相手への配慮を最優先に品物を選びましょう。
結婚祝いには、お祝いの気持ちを込めたのし紙をかけましょう。表書きは「寿」または「御結婚御祝」とし、贈り主の名前をフルネームで記入します。
水引は「一生に一度きり」のお祝いにふさわしい「結び切り」を選びます。色は婚礼の象徴である紅白とし、水引の本数は縁起の良い5本を2組重ねた10本が基本です。これは「夫婦が固く結ばれる」「両家の絆が深まる」といった意味を込めたものです。
品物に合わせた適切なサイズを選び、丁寧に準備することが大切です。
結婚祝いのメッセージでは、新たな門出を祝う気持ちを込めることが大切です。
結婚というおめでたい席にふさわしくない「忌み言葉」や、再婚を連想させる「重ね言葉」は避けてメッセージを送りましょう。
以下は、避けたい言葉の参考例です。
| 避けたい言葉 | 理由 |
|---|---|
| 忌み言葉:別れる、終わる、切れる、壊れる、流れる、枯れる、冷える、忙しい、失敗、くれぐれも、とんでもない、戻る、去る、逃げる、短い、薄い など |
不吉な出来事や破局を連想させるため |
| 重ね言葉:重ね重ね、たびたび、しばしば、くれぐれも、いよいよ、わざわざ、次々、再び、再度、二度、もう一度 など |
再婚や不幸が続くことを連想させるため |
手書きのメッセージを添えることで、より気持ちが伝わりやすくなります。お二人の幸せを願う気持ちを丁寧な言葉で表現し、渡し方にも配慮して祝福を届けましょう。
同僚や友人グループで結婚祝いを贈る場合は、人数や関係性に応じて金額を調整しましょう。
のし紙は3名までなら連名で、目上の方を右側に記載します。4名以上なら代表者の名前を中央に書き、「他一同」と添えます。全員の名前と金額は、別のカードや目録に記載すると丁寧です。
結婚祝いを郵送・宅配で贈る場合は、結婚式の1週間〜10日前を目安に到着するように手配しましょう。お祝いのメッセージも忘れずに添えると丁寧です。
配送先は必ず新居を確認し、式直後など相手が不在になりやすい時期は避けましょう。新居が不明で旧姓のままの場合は、事前に本人や共通の知人に確認を取りましょう。また、配送伝票には「結婚祝い在中」と明記すると、配慮が伝わります。
この章では、結婚祝いに関してよくある疑問とその回答をまとめました。
ご結婚おめでとう!
おふたりの門出を心からお祝いします
笑顔あふれる素敵な家庭を築いてね
結婚おめでとうございます
これからの人生をふたりで力を合わせ
温かく幸せな家庭を築いてください
このたびはご結婚 誠におめでとうございます
おふたりの末永いご多幸と ご健康をお祈り申し上げます
結婚祝いのメッセージは、明るくお祝いの気持ちが伝わる内容が基本です。
お祝いのメッセージには、忌み言葉(別れる終わるなどの縁起の悪い言葉)や、重ね言葉(再び重ねてなど繰り返しを連想させる言葉)は避けましょう。
また、句読点は文章が途切れる印象を与えるため、使用しないのがマナーとされています。その代わりに、改行や空白を適切に使い、読みやすいメッセージを作成しましょう。
大学時代の友人とお金を出し合って購入しました。新生活に必要な家電が良さそうということで、ホットプレートを贈りました。