一周忌のお返しの選び方とマナー|おすすめの品物も紹介

一周忌のお返しに何を選ぶべきか悩み、戸惑う人は多く存在します。故人を偲ぶ大切な機会だからこそ、礼儀に沿った対応を心がけたいところです。本記事では、一周忌のお返しに関する基本的なマナーや準備が必要とされる理由について詳しく解説します。あわせて、参列者に喜ばれるおすすめの品物も紹介します。
一周忌のお返しに関するマナー
法要を正しく執り行うにあたり、参列者へ渡すお返しに関して把握しておくべき基本的なマナーを解説します。
お返しを渡すタイミング
一周忌のお返しは、基本的に法要当日に行います。参列者が帰る前のタイミングで、施主から感謝の言葉を添えて直接手渡す対応が一般的です。会場を後にする段階で手渡す配慮により、参列者へ礼儀を尽くした丁寧な見送りが可能です。基本となる当日の受け渡し手順を事前に整理し、参列者の退席時に滞りなく手渡せるよう計画的な対応が求められます。
お返しに適した金額
一周忌のお返しは法要当日に手渡しするため、あらかじめ参列者一律で3,000円〜5,000円程度の品物を事前に準備しておくのがよいでしょう。
一周忌のお返しは、当日の「会食(お斎)の費用」と「引き出物」を合わせた総額が、いただいたお供えの5〜7割程度になるよう設定するのが目安とされています。参列者が持参するお供えは1万〜2万円程度が多いため、たとえば2万円をいただいた際に7,000円程度の会食を用意した場合、品物を3,000円〜5,000円程度にすることで、全体としてバランス良く納まります。
なお、会食を行わない場合は折り詰めやお酒を用意して総額で同様の割合になるよう工夫します。また、事前に用意した品物では足りないほど多額のお供えをいただいた場合は、当日の品物とは別に、後日追加のお返しを用意するのが丁寧な心遣いとされています。
熨斗の書き方
一周忌のお返しを用意する際は、熨斗の選択と表書きのルールを把握する必要があります。水引には黒白、あるいは双銀の結び切りを用いる形が一般的です。
法要の会場において参列者へ直接手渡す場合は、表から水引がはっきり見える「外熨斗」で準備します。一方で、控えめな装いを希望する場合や、遠方への郵送で品物を届ける場合は「内熨斗」を選択しても差し支えありません。
お返しの渡し方
一周忌のお返しを渡す際は、施主が直接お礼の言葉を添えて参列者へ手渡しします。法要当日に滞りなく対応できるよう、あらかじめお返しを紙袋へ入れて準備しておく必要があります。なお、一周忌法要に参加しない人からご仏前をいただいた場合は、品物にお礼状を添えて郵送します。
一周忌のお返しが必要な理由
一周忌は、故人が亡くなってから一年目の節目として営まれる法事にあたります。大切な機会に参列していただいた方々へのお礼と、届いたお供えに対するお返しとして「会食(お斎)」と「引き出物」を用意することが一般的とされています。参列への深い感謝を示すとともに丁寧な心遣いを伝えるためにも、必要な品を過不足なく準備して迎える姿勢が重要です。
一周忌のお返しと香典返しの違い
一周忌のお返しと香典返しは、それぞれ渡す目的が異なる品物です。それぞれの趣旨を正しく理解して準備を進めます。
| 一周忌のお返し | 一周忌法要への参列やいただいたお供えに対して礼を表すために用意 |
| 香典返し | 葬儀や通夜の際にいただいた香典へのお礼として用意 |
一周忌のお返しに適したもの
一周忌のお返しに適した品物の特徴について解説します。参列者へ感謝を伝えるため、どのような品物を選択すべきか詳しく見ていきます。
消えもの
一周忌のお返しには、形の残らない「消えもの」を選ぶ方法が一般的とされています。「悲しみを繰り返さず残さない」という意味合いが込められているためです。
また、食品や茶葉のほか、タオルや洗剤も消費しやすく「悲しみを拭い去る」「悲しみを洗い流す」との解釈につながることから、お返しに適しています。
かさばらないもの
一周忌のお返しを用意する際は、参列者が持ち帰りやすい品物を選ぶ視点が大切です。大きすぎたり重すぎたりする品物は、法要からの帰路において参列者の大きな負担になりかねません。
持ち歩きやすいコンパクトな品を手配することが大切です。参列者が持ち帰りやすいよう配慮しましょう。
実用品
日常的に活用できる実用品は、参列者に喜ばれる傾向にあります。選定する際は自分にとっての使い勝手を基準にするのではなく、誰にとっても利便性が高い品物を見極める意識が重要です。参列者が好みの品を自由に選択できるカタログギフトを用意する方法もおすすめです。
一周忌のお返しを選ぶ際の注意点
一周忌のお返しを選ぶ際に留意したい注意点について説明します。参列者へ失礼にならないよう、事前に確認したい注意点を詳しく解説します。
弔事にふさわしくない品物を避ける
一周忌のお返しを選ぶ際は、弔事に適さない品物を避ける必要があります。具体的には、生肉や生魚といった殺生を連想させる品物は選ばないようにします。また、昆布やかつおぶし、酒はおめでたい席でふるまわれる機会が多いため、避ける対応が無難です。そのほか、ツルやカメ、ひょうたんといった縁起物をモチーフに制作されたお菓子も選択から外します。
包装にも配慮する
一周忌のお返しは弔事に該当するため、品物そのものだけでなく包装やパッケージへの配慮が必要となります。
赤や金色といった華やかで派手な色彩はお祝いごとを連想させるため、選択を避けるのが無難です。金箔が多用されていたり、鶴亀や松竹梅などの縁起がよい柄が入っていたりする装飾も不適切といえます。落ち着いた印象を与える白、黒、グレー、紺、紫、緑などの寒色系を選ぶ方が無難です。
一周忌のお返しにおすすめの消えもの
一周忌のお返しとして選択しやすいおすすめの消えものを紹介します。参列者に喜ばれやすい具体的な品物の、それぞれの特徴について詳しく見ていきます。
NACHA COFFEE / クラシック
タイ北部の標高1,200メートルほどの高地に広がる原生林から生まれたコーヒーです。深煎りしなくても豊かな香りが広がり、酸味と苦みが調和したしっかりとした味わいをお楽しみいただけます。香典返しや満中陰志、粗供養など、お悔やみのシーンの贈り物としておすすめです。
ミル・ガトー / スイーツセレクト 4種18枚入り
ミルククランチバーが4個、ナッツとチョコのざっくりクッキーが2個、プレーンとショコラのラングドシャが各6枚入ったセット商品です。コーヒーや紅茶によく合う焼き菓子を詰合わせており、なめらかな口当たりや素材の風味をお楽しみいただけます。
白子のり / 海苔・お茶漬詰合せ(焼のり12袋詰、味のり5袋詰、のり茶漬け8袋)
国内産の上質な海苔を使用した、風味豊かな海苔とお茶漬けの詰合わせです。セット内容は、焼のり12袋詰、味のり5袋詰、のり茶漬け8袋となっています。
香典返しや満中陰志、粗供養といったお悔やみの贈り物におすすめです。
スターバックス / プレミアム(16袋)
スターバックスのお店と同じアラビカ種100%の豆を使ったコーヒーと、ふわふわの泡が楽しめるクリーミーなラテのセットです。カフェラテ、キャラメルラテ、カフェモカ、抹茶ラテが詰合わされています。
一周忌のお返しにおすすめの実用品
一周忌のお返しとして、参列者が比較的持ち帰りやすい実用品を紹介します。
YUKINE / フェイスタオル2枚セット(aka×hai)
オーガニックコットン100%の糸を用いた泉州タオルです。織り上がった生地から綿糸の汚れや糊などを丁寧に洗い落とす「後ざらし」の工程に、通常の倍の手間をかけて仕上げています。洗濯を重ねるごとに、ふんわりと柔らかく、優しい肌触りになっていくのが特徴です。
POLO RALPH LAUREN HOME / PAXTON ウォッシュタオルギフトセット(ボーダー・オートミール)
ラルフ ローレンらしいボーダーが特徴のパイルタオルと、モダンな柄を織りで表現したパイルタオルのセットです。柔らかな糸でボリュームたっぷりな質感を楽しめます。
一周忌のお返しにおすすめのカタログギフト
一周忌のお返しとして選ばれやすいカタログギフトを紹介します。参列者が好みや用途に合わせて品物を選択できる、利便性の高い品々です。
カタログギフト SAYU(サユウ) <うすくも>
「SAYU(サユウ)」は、シンプルで洗練された表紙デザインが特徴の総合カタログギフトです。日々のライフスタイルを豊かに彩る、とっておきのアイテムが国内外から選び抜いて掲載されています。全国から集めたグルメ、ブランドのアイテムなど幅広い商品ラインナップで、さまざまな方へお贈りいただけます。
落ち着いた雰囲気で、香典返しや満中陰志など、弔事のお返しに適した品です。
SAYU(サユウ) e-order choice(カードカタログ) <みずがき-C>
カードタイプのカタログギフトです。ブランド雑貨や美味しいグルメなど幅広いラインナップからお好みの品をお選びいただけます。香典返しや満中陰志、粗供養など弔事のお返しとして適しています。
万葉 e-order choice(カードカタログ)タイプ <はるはな-C>
こちらもカードタイプのカタログギフトです。国内外の雑貨ブランドから美味しい旬のグルメまで網羅されており、幅広い選択肢の中からお好きな品を指定できます。コンパクトな仕様で香典返しをはじめとする仏事のお返しとして重宝します。
一周忌のお返しに添えるお礼状の文面
一周忌のお返しを郵送や配送で送る場合は、品物にお礼状を添える対応がマナーとなります。お礼状には、参列いただいたことへの感謝や無事に一周忌法要を終えた旨を記載します。その際、頭語や結語を正しく用い、季節の挨拶を入れる構成が一般的です。句読点を使わずに執筆する点にも留意が必要です。
まとめ
一周忌のお返しには、参列者への感謝の気持ちを込めた品物を選ぶことが大切です。消えものやタオルのなかでも持ち帰りやすい品物、好きな商品を選べるカタログギフトなどが選ばれています。マナーを尊重し、状況に合わせたお礼状を添えて品物を贈りましょう。
法要の施主として参列者の立場や気持ちを第一に考え、丁寧な対応を心がける姿勢が重要です。参列者一人ひとりの好みに配慮しながら、感謝の思いが伝わる品物や文面を準備しましょう。
一周忌のお返しには、「選べる」をコンセプトにしたギフト店「PRESENTERS ROOM」をご活用ください。関係性やシーン、予算に応じて「何を贈ればよいかわからない」という悩みに寄り添います。




