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我戸幹男商店(GATO MIKIO SHOUTEN)

木目が奏でる静かな存在感
我戸幹男商店は、山中漆器の伝統技術を継承しつつ、現代の暮らしに調和する木工・漆器製品を提案するブランド。 1908年、石川県・山中温泉にて木地屋として創業した我戸幹男商店は、自然の木目と漆の艶を生かした器作りで知られています。縦木取りなどの技術により深みのある木目を見せるフォルム、丁寧に拭漆を施した仕上げ、使うたびに愛着を増す手触りを大切にし、日常に静かな存在感と気品を添える漆器を生み出しています。
伝統技術の継承と挑戦
我戸幹男商店は創業以来、山中漆器の伝統的な木地師の技を受け継ぎながら、その技術をただ守るだけでなく現代の暮らしに合う形や用途へと発展させています。伝統と革新を往復する姿勢は、普段使いの椀から意匠性の高いシリーズにまで息づき、木工の美を現代に伝える役割を担っています。
精緻な木地・洗練された形・日本の美意識
我戸幹男商店は「縦木取り」を用いて木取りから精度を追求し、蓋物など隙間のない合い口にもこだわることで、実用性と美しさの両立を図っています。轆轤挽きによる同心円のフォルムは無駄を削ぎ落としたシルエットを生み、どの角度から見ても美しい器を実現しています。さらに、拭漆や朱・黒といった伝統色を用いた仕上げは、漆器の深い魅力を引き立てています。
素材と用途で選ぶ漆の器
我戸幹男商店のラインナップには、欅を用いたシリーズの汁椀や飯椀があり、朱や黒で染められた木目の美しさが魅力です。さらに「FORM」「TOHKA」「KARMI」などのシリーズでは、茶筒や重箱、酒器など幅広いアイテムを展開し、美しさだけでなく使い勝手も考えられています。
使い続ける喜びを未来へ
我戸幹男商店は、山中温泉の地で100年以上にわたり木地挽きの伝統を守り続けています。それは古きを保存するのではなく、木の声を聴きながら形にし、漆を重ね、現代の暮らしに寄り添う器を提案することです。使い続けるほど木目や艶が深まり、器と人との関係が育つ。その体験こそが、ブランドが次世代へと伝えたい「使い続ける喜び」です。
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